2022.1.14 展覧会のお知らせ

1月14日(金)より東京銀座の和光ホールにて、漆芸の技法「蒔絵」の重要無形文化財保持者(人間国宝)の室瀬和美さんの展覧会が開催されています。展覧会作品集、イメージビジュアルを撮影していますので、ご覧いただければ幸いです。会期、詳細は下記の通りです。

<開催概要>

展覧会名:蒔絵 室瀬和美―伝統を創る―
会期:令和 4 年(2022)1 月 14 日(金)〜 23 日(日)

開場時間: 10 時 30 分〜 19 時(最終日は 17 時まで) 会期中無休
会場 :銀座・和光 本館6階 和光ホール 東京都中央区銀座 4-5-11

TEL03-3562-2111(代表)

https://www.wako.co.jp/exhibitions/852



題字:矢萩 春恵 / ブックデザイン:林 琢真(林琢真デザイン事務所)/ 撮影:白井 亮 / 編集:柏田 花(白船舎)/ 発行元:目白漆學舎

<PRESS RELLEASE>

一千年以上にわたって日本に育まれてきた漆芸技法、蒔絵。漆を幾重にも重ね、金粉をさまざまに蒔くことで生まれるグラデーションは、まさに蒔く絵ならではの立体表現です。「研出蒔絵は点描であり、立体画です」そう語るのは、漆芸の技法「蒔絵」の重要無形文化財保持者(人間国宝)の室瀬和美氏。東京を拠点に、漆とともに歩んで半世紀以上。創作と文化財修理の両輪によって培われた氏の作品は、 精緻にして優美。自然をモチーフとした洗練された意匠、円熟した技から生み出される作品は、独自の品格をたたえています。

本展では、自然の情景を映した飾箱や茶道具、蒔絵とジュエ リーが融合したアクセサリー、大作の壁面作品ほか約30点を展示。華やかな金の世界あり、漆黒に徹した作品あり、「蒔絵」という深遠な世界を一望いただけます。 「伝統とは守るものではなく、『創る』ものである」という室瀬氏のもとで漆芸を学んだ、次世代の若手作家7名の作品も同時展示。漆とものづくりの新しい風を感じられる作品が一堂に会します。 つややかな漆黒、金のきらめき。あやなす美の結晶をご覧い ただければ幸いです。

Category - News